うつ病体験>二男の突然のうつ病発病

息子の発病の原因は、親友の突然の「死」でした。

泣いて泣いて、やがて学校に行けなくなりました。
親友との思い出の深い学校には行きたくない
とのことで、カウンセラーの先生と相談して
転校もさせました。

転校当初は順調に登校していたのですが、やがて
その学校も行けなくなり、家から出なくなりました。

私はもしかしてうつ病？と感じましたが、そんなことは
息子に言えず、頭が痛いと言えば脳神経の病院に
連れて行ったり、微熱があれば内科に連れて行ったり
とにかくできることは全部やろうと思いかなり切羽
詰まっていました。

そんな時、ポツリと息子が「俺、精神的な病気だと思う
心療内科連れて行って」と言ったのです。

息子は自分の状態をよく理解していました。

心療内科の医師に、軽いうつ病だと診断され
「辛かったね」と声をかけていただいて
涙をぽろぽろこぼした息子の姿を見て
胸が締め付けられる思いでした。